アジアのクラブチームの頂点にたった。
優勝、おめでとうございます。
そんななかコミックバンチで連載終了した『オーレ!』の最終巻を手にとった。
ストーリー
主人公、地方公務員の中島が
出向先の弱小サッカーチーム「上総オーレ」の
運営にのめりこんでいく。
第4巻で、J2ならぬN2リーグ降格をまぬがれたものの、
クラブの経営事情は苦しい。
クラブの繁栄によって地元も発展するという理想と、
降格寸前のチームが支援を得られない現実にもがき苦しむ。
そして、第5巻で中島は大きな選択を迫られる。
ドイツから学ぶ
元ドイツ代表のDFレネに誘われてドイツに渡った中島は、
圧倒的な違いに唖然とする。
市民にはスポーツをしてもちろん、100年かかって作られたサッカーは文化であり、
健康な生活をする権利がある
その環境を整えるのに
税金を使うのは当たり前
そこで日本なら大きな体育館を
作ってしまうところですが
ここでは芝のグラウンドを作る
その方が多くの人が使えますからね
それだけのことです
(『オーレ!』第五巻から引用)
まだまだ日本と比べようもないが。
2019年の夢
中島が考えることは常にひとつ。
上総オーレが世界一になるにはどうすればいいんだ繰り返し自問し、行動に移していく。
その姿は、どんな業界で働いていても、参考になるだろう。
![]() | オーレ! 5 (5) (BUNCH COMICS) 能田 達規 新潮社 2007-11-09 by G-Tools |
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