再放送がはじまったのかと勘違いしたからだ。
残念ながら、NHKアーカイブスで放送されたに過ぎなかった。
それにしても、全68話という贅沢で重厚な構成はすばらしい。
どうやってこれだけの規模の番組企画を通したのだろうか。
さて、この番組のために作られた人形は、なんと200体。
作者は川本喜八郎氏。
番組では孔明の制作を巡る川本さんの苦労話が披露された。
孔明の頭(かしら)は作るたびに、200分の1でも、すさまじい仕事振りだ。
「わたしは孔明ではない」と否定され作りなおした。
深夜、作り上げた四つ目の頭がようやく
「わたしが孔明である」
と語りかけてきた。
(「NHKアーカイブス『人形劇 三国志』」から。少し正確性にかけます。)
徹底的な仕事をするひとは違う。
再放送が、本日11月5日(月)の午後3時から予定されているので、
興味のあるかたはどうぞ。
関連サイト
「NHKアーカイブス(番組)」
「人形劇 三国志 - Wikipedia」
「川本喜八郎 Official Web Site」
新助も見逃せませんが 笑
最近は、e-bookで横山光輝三国志を1から再読。パソコンでコミックが読める。良い時代になったものです。
そして良い作品というものは何度読んでも味わい深いもの。たまりません。
曹操派の私にはあのクールな顔つきが、らしくて特に気に入っています。
横山光輝版も永遠のヒット作ですね。
関羽のひげがかっこいいんだよなあ。