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2007年11月04日

NHK土曜ドラマ『ジャッジ〜島の裁判官 奮闘記』の台詞から職業人の責任を考える

次回が最終回となったNHK土曜ドラマ『ジャッジ〜島の裁判官 奮闘記』が面白い。

ジャッジ〜島の裁判官 奮闘記〜 | NHK 土曜ドラマ【e】

ジャッジ〜島の裁判官 奮闘記〜 | NHK 土曜ドラマ鹿児島県の南に浮かぶ大美島、その地方(家庭)裁判所支部に、三沢恭介(西島秀俊)が支部長として転勤してくる。
(中略)
支部長・恭介は、この島のたった一人の裁判官となった。家事、少年から民事、刑事まで、全てを一人で担当する。
(後略)(以上、引用)

いままでドラマや映画で、刑事もの、弁護士もの、検事ものそれぞれ見てきたが、裁判官ものは初めてだ。

さて、第四回は業務上過失致死傷の交通事故の裁判がメインストーリーだが、並行していくつかのサブストーリーも動いている。

そのひとつ、三沢の同期、塚本との関わりが心に残った。
本来、島の裁判官には塚本が内定していたが胃ガンに冒され、三沢が代わりになったのだ。

突然、島にやってきた塚本は、ガンの再発を告白する。
そして、かつて判決を二つ書いたことを振り返って、
裁判官失格だ
迷って悩んでるだけじゃだめだ
それを乗り越えなくては
厳しく自らを責める塚本に、三沢は声をかけられない。

そして、数日後。塚本から電話がかかってくる。
三沢、忘れるな
どんなに悩み迷おうがおれたちの判断で裁判の当事者の次の人生がはじまるんだ。
裁判官という仕事の難しさが伝わるやりとりに、じーんときた。

そして、ふと思った。
この台詞は、すべての職業人に共通だと。

例えば、マーケティングなら、
マーケティングでどんなに悩み迷おうが、自分の判断で会社、従業員とその家族、利害関係者、そしてなにより顧客のこれからにつながるんだ。
仕事の大小に関わらず、誤った判断や行動を繰り返せば、
会社の業績は悪化し関係者に影響が及ぶ。
もしかしたら、業界や日本や世界にだって広がる可能性がある。

そういう類の重さを胸に抱いて働くと、また違う人生になるかもしれない。

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