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2007年10月20日

企業発の生放送番組に必要なある能力

Webマーケティング界の切り裂きジャックならぬ、切り裂きK氏。
ついに活動を再開した。

「MarkeZine:◎企業向け生放送番組制作サービス「企業チャンネル」提供開始」

生放送、つまりリアルタイムという鮮度の高さを情報発信の価値にしようという。

K氏いわく、
ぼくはこれからの企業にはコミュニケーション力が大きく問われると思っています。
それは単なる広報対応力ではなくて、もっと積極的に消費者とのコミュニケーションを確立していく組織や仕組みのことです。
「対話型マーケティングと今後の企業サイトのあり方 (smashmedia)」から引用)
この流れはWebに限らず、現象として見ることができる。

資生堂が販売員の評価基準から売り上げをなくし、顧客との接点構築に変えたのが好例。
「資生堂、売り上げノルマをなくし顧客志向を徹底」を参照)

K氏によれば、
これからの企業サイトは
  • ブログ
  • 番組
  • イベント
の3点セットで展開していくべきだと思っています。
3つのソリューションは概ね、賛成。自社で採用できるかは、別として(笑)。

そして、この前提として
ブログはそのひとつですが、それだけではなくさまざまな形で、直接対話ができるような仕掛け、まさにコミュニケーションそのものを設計するようなデザイナーが必要とされると信じています。
デザイナーなりコーディネーターの出現も大いに同意。

でも、コミュニケーションの設計時に障害になる(少なくともわたしの場合はそうだった)、
ある能力についてコメントしておく。それは「コンテンツ力」。

企業活動のなかから、情報発信するに足るコンテンツのタネを見つけ、
少しずつ育て、体裁を整え、花を咲かせる。

この能力をどうやって、企業に根付かせるか。
コミュニケーションデザイナー(なんか、かっこいい名前)?のKさんに大いに期待するところ。

補足
なお、Kさんはブログほど、怖い人ではありません(多分)。

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