その舞台裏を描くマンガが先週のビッグコミックスピリッツから連載をはじめた。
その名も『GTR ―GREAT TARO REVOLUTION―』。
フィクションとノンフィクションの境界線と書いているが、広告との境界線ではないのか。
なぜなら、NHK『プロジェクト-X』のような過去の話ではない。
リアルタイムの日産自動車とGT-Rを取り上げようとしているからだ。
連載第一回を読んでみた。
そう、あの日産自動車が舞台。
数値データを使うことで企業のリアル感が伝わる。
そして、日産自動車というえば。
ずばり、ゴーンさんが登場する。
ヘリコプターから颯爽と降り立つ姿がかっこいい。
こうして社長が出演するあたり、企業のサポートがあってこそ。
「ホセ・ドーン」なんて名前だったら、腰が砕けてしまうだろう。
さて、自動車ビジネスがテーマなだけに、現場の社員も現れる。
主人公らしい、広報担当者や、
職人気質の開発責任者。
GT-R自体の正式なお披露目は、東京モーターショーの10月24日。
それまではGT-Rのサイトやこの連載で情報を眺めて待ってみる。
「Nissan
GT-R Official Global Site」
連載を続けていくなかで、販売開始後のビジネスの難しさも作品で取り上げてほしい。
それでこそ、フィクションとノンフィクションの境界線に切り込むことになるだろう。
一読者として、マーケターとして期待したい。
おまけ
CEATECに出展されていたGT-R。ずばりかっこいいです。
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