海外移住の手段として、海外留学の雑誌に紹介されていたからだ。
特に、非EU圏出身の場合、EU圏での労働許可書を得るのが難しいが、この資格があれば別。
手先が器用な日本人に向いている、とも。
この資格をとって海外移住するのが、自分のなかの妄想もといプロジェクトになっていた。
だが、現実は厳しかった。
気になる仕事の単価はHow much?【リクナビNEXT】【e】
初生雛鑑別師(ヒヨコ鑑別師)とは、卵からかえったばかりのヒヨコの雄・雌を見分ける技術を有する特殊技術者のことです。
(以上、引用)
「気になる仕事の単価はHow much?【リクナビNEXT】」でみつけた仕事はとてつもなく大変なものだった。
求人欄的に箇条書きにしてみると、
ああ、これは大変な世界だ(参照:「気になる仕事の単価はHow much?【リクナビNEXT】」)
- 仕事内容:1日に8000〜1万匹のヒヨコの雌雄を鑑別
- 報酬:1匹4.2円(完全出来高制)
- 勤務体系:週4日、月に16日間勤務
年収:500万円- 資格難度:年間50人が受験し合格者は2〜3人
- 鑑定精度:99.8%以上
- 鑑定スピード:1匹あたり1.5秒
- 有資格者のコメント:通常、ひなの肛門にある生殖突起によって雄・雌を鑑別するのですが、生殖突起の判断パターンが約2000種もあり、覚えるのに苦労しました。

わたしの海外移住プロジェクトは根本的に見直しが必要。
その道のプロになるのは、生半可でないことを痛感。