問題はKaspersky(カスペルスキー)のソフトウェアとしての性能だ。
最近ではセキュリティ犯罪が多様化している。
そのため、セキュリティソフトは、
ウイルス対策以外のファイアーウォール系や個人情報保護などの
さまざまな機能を統合する方向に向かっている。
ITmegiaの年末の記事
「最強はどれ? 2007年版セキュリティソフト徹底比較」によると、(続きを読む)
ITmedia +D PC USER:最強はどれ? 2007年版セキュリティソフト徹底比較(後編) (1/3)【e】
- Norton Internet Security 2007
- マカフィーインターネットセキュリティスイート2007
- ウイルスバスター2007 トレンドフレックスセキュリティ
- NOD32 アンチウイルス V2.5
- カスペルスキー インターネット セキュリティー 6.0
- CAインターネットセキュリティ スイート 2007
(以上、引用)
機能の○×表を見ると、Kasperskyは3つの機能で「×」がついている。
え?三つも!
- メッセンジャースキャン
- 個人情報保護
- パレンタルコントロール
だが、メッセンジャーは使っていないし、
パレンタルコントロール(低年齢層などへの有害コンテンツの除外機能)を気にする年齢ではない。
個人情報保護はむしろ利用者本人の管理意識の問題が。
ということで、個人的には気にならない。
むしろ問題なのはソフトウェアのパフォーマンス。
次に、手動で全ファイルスキャンを行ったときに、その完了までにかかる時間を計測した。PCを使いながらウイルス/スパイウェアの手動検索を行う場合は、検索が完了するまでシステムパフォーマンスが低下してしまう。(中略)ガーン
さて、結果はこれまで比較的成績のよかったカスペルスキーが、完了までに最も時間を要している。
(「ITmedia +D PC USER:最強はどれ? 2007年版セキュリティソフト徹底比較(後編) (1/3)」から引用)

Kaspersky氏は、手動でウイルススキャンしたときの時間が長い!
Norton博士がのんびりしているから、Kaspersky氏に素早やい動きを期待したのだが、そうでもないのだろうか。
この鋭い眼差し、ワイルドそうな表情はみかけ倒しなのか

と思ったら大きな誤解だった。

(※バナーは勝手に拝借してます)
結果としてKasperskyは、回数を重ねるたびにスキャン時間が大幅に短縮されていた。一回目だけ辛抱すればよいようだ。
これは、過去のスキャン情報を記録しておいて、更新されたファイルだけを効率よくスキャンする技術を採用しているからだ。
(「ウイルススキャン・スパイウェア対策(アンチウイルス)機能:ウイルス対策ソフト「カスペルスキー」製品情報:JUST Kasperskyポータル」から引用)
よかったよ、Kasperskyさん

タグ:セキュリティ