そのワンシーンにドキッとした。

絶滅したといわれるニホンオオカミを発見したか?というストーリーのなかでの会話。
「オオカミの糞てどうやって見わけるんですか?」なぜ、骨を噛み砕くほどのオオカミが滅亡したのか。
「犬の糞より白いんだ
骨ごとかみ砕いて食べるから……
骨片で白っぽく見える」
「アゴが強い……」
「アゴだけじゃないよ
オオカミは長距離を移動する持久力をはじめ
跳躍力生命力すべてがハイスベック
犬の運動量は人と暮らせろように調整されてきただけ」
(「ZOO KEEPER」イブニングNo.14から引用)
「DNAレベルだと同じくくりの「イヌ」と「オオカミ」
成功したのはどちらだろう……
「成功?」
「人の許可なしに繁殖もできないペットの「イヌ」は増え続け
野生動物である「オオカミ」は各地で絶滅した
“種の選択”としてはどちらが成功か?」
(「ZOO KEEPER」イブニングNo.14から引用)
いま働きかたの選択が迫っている。
人ならぬ会社にあわせて自らを調整する働きかた
それとも骨ごと噛み砕くほどの強靭な働きかた
その間でバランスをとる働きかた
成功の確率、自分自身の適性、グローバルな人材市場でのポジショニング、などなど。
考慮すべき要素は多すぎる。
ただし、直視しないで時間を無為に過ごせるほど遠い話ではない。
わたしは、オオカミか、イヌか。
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