店舗の売り上げの傾向によって、コカ・コーラのプレゼントキャンペーンを切り替えている、と仮説を立てた。
だが、赤だけ、黒だけ、といった店舗に加え、赤+黒という店舗もあり、仮説は崩壊の危機に面している。
- 男女の売り上げが均衡していろコンビニは赤(本家 コカ・コーラ)
- 女性の売り上げが高いコンビニは白(女性向け ノーカロリー コカ・コーラ)
- 男性の売り上げが高いコンビニは黒(男性向け コカ・コーラ ゼロ)

残されたのは、まだ発見していない白(女性向け ノーカロリー コカ・コーラ)のプレゼントくじ。

(例)「赤」バージョン。
「ノーカロリー コカ・コーラ」は女性向けというポジションニングの商品。
ターゲティングに成功していれば、女性の売り上げの傾向が高いコンビニを中心にキャンペーンを実施する可能性がある。
といっても売り上げの傾向はわからないので、
「ナチュラル・ローソン」
で検証を考えた。
ナチュラル・ローソンとは
ローソンが打ち出したターゲットを明確にした店舗展開のひとつ。
ローソン全体で8,553店舗(「月次情報 - ローソン」を参照)。
そのうち、ナチュラル・ローソンは108店舗(「店舗情報 -ナチュラルローソン-」を参照)。
という店舗展開。港区、千代田区、世田谷区、への店舗の集中は、健康志向のワーキングウーマンの勤務地および居住地を狙っているのだろう。
- 大田区(6)
- 江東区(1)
- 品川区(5)
- 渋谷区(9)
- 新宿区(5)
- 杉並区(4)
- 世田谷区(11)
- 中央区(8)
- 千代田区(11)
- 中野区(2)
- 文京区(2)
- 港区(12)
- 目黒区(7)
- 東京都下(2)
- 神奈川県(2)
- 千葉県(1)
- 大阪府(6)
- 兵庫県(8)
- 京都府(6)
ローソンとの違いは、キャッチコピーでもわかる。
「マチのほっとステーション LAWSON - ローソン」
「美と健康と快適をもっと身近に NATURAL LAWSON -ナチュラルローソン-」
もし、女性向けとされるノーカロリー コカ・コーラが、女性志向のナチュラル・ローソンで見つかったら、店舗に合わせてプレゼント・キャンペーンをしているのではないか?という仮説がかなり現実味を帯びる。
早速、コカ・コーラZeroもとい
ノーカロリー コカ・コーラを「ナチュラル・ローソン」に追った!
とあるナチュラル・ローソン

赤が二列のみ。プレゼントくじなし。

(シーン、、、)
「美と健康と快適をもっと身近に」というコンセプトと炭酸飲料は共存できなかったのかもしれない。
見事に、店舗のターゲティトに基づいて商品ラインアップが設計されている。
こうして、わたしのLPO戦略を検証する夢はもろくも崩れてしまった。
でも、コカ・コーラZeroファンのわたしの魂は崩れないのである。
・おまけ

ナチュラル・ローソンで発見したマンゴージュース。
「アルフォンソマンゴードリンク」
容器をふってみたところ、濃度といい、色といい、かなり美味そう。
幼少の頃からマンゴー教育を受けてきたわたしとしては、試さずにはいられない。
近日挑戦!

詳しくは
「SAISON FACTORY セゾンファクトリー ホームページへようこそ」へ。
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