「ブロガープロモーションサービス利用ガイド――正しい使い方は? 選び方は? | Web担当者Forum」は、企業がブロガーを使ったプロモーションを行うための記事として書かれている。
だが、同時にブロガーにとっても重要な情報が含まれているので、ぜひ一読することをおすすめしたい

(なお、「PRブログの現実(vol.1 週刊SPAに遊ばれる)」では、「PRブログ」と書いたが、このエントリー内では「ブロガープロモーション」と記述する)
特に、企業がブロガープロモーションサービスの選択のポイントとして挙げられている5つの条件は、ブロガーも考慮すべきだろう。
わたしがブログサービスを選ぶ際に気にしていたのは、
- ブロガーへ広告表示を義務付けているか
- 著作権法や薬事法など、法令順守をブロガーに徹底できているか
- 他のブログをコピーしただけのスパム記事を排除してくれるか
- 悪質なブロガーを発見する努力をし、逐次登録抹消しているか
- 「情報」だけでなく「体験」を条件にしているか
5つめの「「情報」だけでなく「体験」を条件にしているか」だった。
「だそうだ」「らしい」「という」といった曖昧な文章表現を書きたくないからだ。
それ以外の4つのポイントからWebおリサーチ会社が行うスクリーニングを連想した。
参加意識の高い26万人のモニターといったように、いずれブロガーのスクリーニングが行われるかもしれない。
当社では、良質なモニター組織を構築するため、バナー広告等は一切行わず、半年に1度モニターをクリーニングするなど、モニターケアを行っています。
(「マイボイスとは|ネット調査のマイボイスコム株式会社」から引用)
さて、記事の後半は「ブロガープロモーションサービス厳選9サービス紹介」となっているが、必ずしも上述の5つのポイントを満たしていない。
また、「PRブログの現実(vol.1 週刊SPAに遊ばれる)」に登場した会社も含まれている。
実は、著者ご本人がブログで補足されている。
最初に執筆依頼があったときに、担当者に対してのサービス紹介記事を書いてほしいってことだったので、「ぼくは否定派だからオススメとかないですよ」って返事したんです。そしたら、それでもいいってことだったので、書かせていただきました。ということは、「厳選」というのは編集側がつけたものかもしれない。
(「ブロガープロモーションサービス利用ガイドの補足 (smashmedia)」から引用)
さらに結論は、
ちゃんと「広告」と書かない限りダメなんです。「広告表示」というのはそういうことなんです。とある。
(「ブロガープロモーションサービス利用ガイドの補足 (smashmedia)」から引用)
これはブロガープローモーションサービスの会社側だけの問題ではない。ブロガーが、自分のブログをメディア化させようとするなら避けられない。
わたしは、過去のエントリーで「謝礼をいただいている」と表現した
今後、このブログ内でどう記述するか、わたし自身もう一度考えたい。
と続いた「PRブログの現実」シリーズは、明日のあるイベントレポートで終わるはずだったのだが、、、
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