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2007年05月01日

書評『仮面ライダーをつくった男たち』、変身のポーズを思い出せ

仮面ライダーをつくった男たち仮面ライダーをつくった男たち
小田 克己 村枝 賢一


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“仮面の中に侍達がいた”
このフレーズに目頭が熱くなった。

こどものころ「変身」のポーズをとったすべてのかたにすすめる。
ないかたも、もちろん。

【GW特別企画:いまから買いたいおすすめ漫画】第二弾は、『仮面ライダーをつくった男たち』

巻末の著者の欄に
取材・脚本 小田克己
漫画 村枝賢一
協力 東映株式会社 株式会社石森プロ
とあるように、この作品は漫画版プロジェクトXを思わせる。

番組放送時、少年だった村枝氏や小田氏が、
仮面ライダーの初期の作り手たちとつくりだした一冊だ。

構成
本書は、
第一話 泣き虫プロデューサー
第二話 侍・大野幸太郎
第三話 仮面の侍軍団
第四話 受け継がれる魂
の四部構成に、
【特別寄稿〜仮面ライダーを作った男たち〜】
【仮面ライダー古戦場File】
を加えている。
後半の二編は、週刊少年マガジン掲載時にはない特別記事で、これまた胸が熱くなる。
ここだけでも単行本を買う価値があるほどだ。

だれもが主人公
さて、本編は「仮面ライダー誕生まで」と「誕生以後」に分かれる。

前者はプロデューサーの平山氏やデザインを担当した石森章太郎氏ほか周辺人物、
後者は影の立役者、殺陣を担当した大野剣友会のかたがたが、
それぞれ主役となっている。

と書くとおしかりをうけるかもしれない。

怪人役をつとめていた後輩がライダー役をすることに恐縮していると、先輩が声をかける。
仮面ライダーはみんなで制った
勲章はだれにでもあって誰のもんでもない
(『仮面ライダーをつくった男たち』から引用)
関係者がひとしく思いを込めたのが、仮面ライダーという英雄譚なのだ。

その証拠が、仮面ライダーの制作関係者が合計9ページにわたって掲載されたキャストのページだろう。
黒地に白抜きという映画のエンディングテロップを連想させる。

仮面ライダーが伝えたかったもの
ところで、村枝賢一氏による仮面ライダーシリーズは、この番外編のような作品以外に、すでに全十二巻まで刊行されている。

なぜ、30年以上前の作品を現代の漫画家が、改めて表現しているのか。
当時幼児、少年だった数多くのファンは既に四十歳になる。二世も誕生している。七十歳を超えた私達ライダー一期生から、四十代の村枝さんや多くのファンの二期生へ、受け継がれる魂が今、大きく花開きつつある
(『仮面ライダーをつくった男たち』特別寄稿 東映生田スタジオ所長 内田有作氏から引用)
「受け継がれる魂」とはなんなのか。

とにかく読んでほしい。

苦労の連続と、それを乗り越える関係者たちの情熱が噴出すさまは、
強く読むものに訴えかけてくる。

「英雄(ヒーロー)は絶対に死にはしないんだ!」
主役の藤岡弘が怪我をして交代が検討されたとき、
平山亨プロデューサーはそういって拒絶した。

ひとびとを救う英雄の存在を、
胸のなかの信じる気持ちを、
守りたかったからだ。

こどものころに仮面ライダーが伝えたなにかが、きっとあなたの胸に残っている。
GW中にじっくりと思い出してほしい。

最後に、このフレーズをもう一度掲載する。
仮面の中に侍達がいた

彼らは「仮面ライダー」に夢を賭け
番組制作に自ら体当たりで挑んでいったのである
(『仮面ライダーをつくった男たち』から引用)

注:GW特集の第一弾は現在執筆中です。第二弾を先行して掲載します。
親戚のおじから聞いた話。

幼少のころわたしは、泣き虫だった。
年のわりに大柄だったせいか、よくからかわれたらしい。

そのたびに、
左手を右斜め上にのばす「変身」のポーズをとり、
口をへの字にして涙をこらえていたそうだ。

「英雄は泣かない!」
posted by passionhack at 12:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書評といいつつ

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