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2007年04月24日

立花隆氏のネットの情報に対する指摘に挑む(「あなたが選ぶ文藝春秋びっくり記事85」に考える・後編)

ちらしの特別座談会の記事に、気になるコメントがあったのだ。
「「あなたが選ぶ文藝春秋びっくり記事85」に考える(前編)」から引用)
と書いたように、文藝春秋のアンケート「あなたが選ぶ文藝春秋びっくり記事85」のちらしについて考えてみる。

85本の記事紹介の裏には、
「特別座談会 あなたが選ぶ文藝春秋びっくり記事85」
と題して、立花隆氏、福田和也氏、阿川佐和子女史が登場し、文藝春秋を語り合っている。

nikkeiBPnetに連載している立花隆の「メディア-ポリティクス」でも、
このキャンペーンの前ぶれ記事として、この号で、私と福田和也氏、阿川佐和子さんの三人で「文藝春秋とは何か」という大座談会をやっている。投票に付された85本の記事というのは、この三人で選んだものではない。85本は編集部サイドで選んだもので、手がかりに、ああでもない、こうでもないのおしゃべりを数時間にわたって繰り広げたものを編集して付け加えたものである
「改憲狙う国民投票法案の愚 憲法9条のリアルな価値問え - ビジネススタイル - nikkei BPnet」から引用)
と紹介されている。

座談会は「びっくり記事」を選ぶうえでヒントになるのだが、最後の締めに引っかかった。
阿川
今どきの若者にとって「文藝春秋」という雑誌はどうなんだろう。活字離れと言われつつ、意外に活字には親しんでいるという説もありますしね。若い受賞者もどんどん出てくるし。

立花
大学生はまだ読む人が少ないかもしれないが、社会人になったら「文藝春秋」くらい読まないと時代についていけない。インターネットは確かに便利だけど、断片的情報を集めるだけでは駄目ですよ。
このリストにある八十五本の記事は、ネットの情報を切り貼りしたものとは対極にあります。知られざる事実を掘り起こす、独自の見立てで視座を提供する、歴史の当事者の生々しい証言を記録する。「文藝春秋」は、そうした役割を一貫して果たしてきた雑誌と言えるのではないでしょうか。
(「あなたが選ぶ文藝春秋びっくり記事85」のちらしから引用)
立花氏はネットの情報に関して、かなり手厳しい。
まず、「文藝春秋」が果たしてきた三つの役割を箇条書きにしてみる。
・知られざる事実を掘り起こす
・独自の見立てで視座を提供する
・歴史の当事者の生々しい証言を記録する
一方、「対極」のネットの情報には、この三つの観点が欠けている、ということになる。

「文藝春秋」のアンケートの座談会とはいえ、ここまでネットの情報を否定されては、ブロガーのひとりとして見過ごせない。

そこで、この三つの役割を果たせているか、わたしのブログで挑戦してみる。

ここでは、最近のエントリー
「なぜファミマのノーカロリーコカ・コーラだけ「♪」なのか? (ナノマーケティングレポートVol.1)」を取り上げる。

・指摘その1:知られざる事実を掘り起こす
ファミリーマートで発売しているノーカロリーコカ・コーラがレシート上では「♪」がつくというのは、多分ほとんどのひとが知らないだろう。
知られざる事実を掘り起こしたといえる。

・指摘その2:独自の見立てで視座を提供する
コンビニのレシートという小さなマーケティングツールでも、各社の間で創意工夫がなされ、激しく競争している。独自の切り口でアプローチできたと自負している。
例えば、セブンイレブンの電子マネー「nanaco」に関する記事のなかでも、
レシートの印字速度を従来の150mm/秒から270mm/秒に上げたところ、客数が大きく増えたところもあります。
「【電子マネー新・元年】「加盟店から手ごたえ」、セブン&アイの佐藤執行役員がnanacoを語る:ITpro」から引用)
とあり、レシートをめぐるマーケティングは電子マネーの誕生にまで関連している。

・指摘その3:歴史の当事者の生々しい証言を記録する
これはノーカロリーコカ・コーラを各コンビニエンスストアで購入したわたし自身の証言をもとに構成されている。

せっかくなので、もう一方の当事者、ファミマの従業員にも聞いてみた。
港区のある店舗は、三人のかたがレシートに印字された「♪」を不思議そうにながめ、「わかりません」と回答してくれた。

ということで、立花隆氏のあげた三つの役割と正面から激突したところ、満足のいく結果になった。

だが、正直に言おう。
実はわたしのエントリーのほとんどは、このネットの情報に関する三つの役割を果たしていない

指摘のとおり、情報を切り貼りしただけで、テーマに対する掘り下げが甘いことも少なくない。
特に、三つ目の「歴史の当事者の生々しい証言を記録する」が弱い。
客観的・汎用的な視点をもったエントリーを書かなければ、読者の共感を得るには遠い。

以上、立花隆氏の三つの指摘は貴重なものとして、今後このブログのエントリーを書く際の教訓にする。

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