![]() | ぼく、オタリーマン。 よしたに Amazonで詳しく見る by G-Tools |
著者、よしたに氏は自らオタクなサラリーマンとカミングアウトして「オタリーマン」を名乗る。
28歳、SE、独身、彼女ナシ…もともとWebに掲載し、累計で1500万ヒットを稼いだサイト「ダンシング☆カンパニヰ」から厳選されたコミックエッセー。
そして、ちょっぴりオタク。
(帯から引用)
新入社員時代からの6年間の葛藤がコミカルなタッチで描かれている。
しかし、6年間でこれほど人は変わるのか、と驚くことはない。
人間関係、特に女性を意識しすぎてかえって警戒されたり、
健康診断の結果から目をそらしたりするのは終始変わらない。
でも、ときに会社ならではの不条理さにもだえるときもある。
プログラムが好きなのにも関わらず、開発とは関係のないプロジェクトの責任者になることになり、
ただぼくはオタリーマンゆえの処遇なのか、よしたに氏は泣く。
静かに
生きたい
だけなのに。
夜。
行きつけの
チャイパブの前の
ラーメン屋で号泣する。(えぐ えぐ ブホッ ズー)
(『ぼく、オタリーマン。』から引用)
でも行きつけのチャイパブ、ができるという6年間での成長がここで証明されている。
もしかしたら、行きつけはラーメン屋かもしれないが。
会話にガンダムやエヴァンゲリオン、FFのセリフを使ってしまいそうなサラリーマンに広くおすすめの一冊。
関連サイト
ダンカン。〜「ぼく、オタリーマン。」発売中!〜
よしたにの出版できるかなぁ